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玄永哲粛清で露呈した金正恩の未熟な統治力

コリア国際研究所 朴斗鎮
2015.5.25

 韓国の情報機関、国家情報院は5月13日、北朝鮮の内部動向を取り扱った資料を通じ、北朝鮮の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長が先月30日ごろ反逆罪で銃殺されたと伝えた。
 玄氏の粛清理由については、金正恩第1書記に対し不満を示したことや、金第1書記からの指示の不履行・怠慢、金第1書記が開催した軍行事(4月24~25日)での居眠りなどを挙げた。
 国家情報院は「反逆罪で処刑されたという情報もある」としながらも、現段階では謀反の可能性より「不敬」「不忠」などいわゆる「朝鮮労働党の唯一的領導体系確立の10大原則」3条(偉大な金日成同志と金正日同志の権威、党の権威を絶対化し、決死擁護しなければならない) にある金第1書記の権威毀損、同5条(偉大な金日成同志と金正日同志の遺訓、党の路線と方針の貫徹で無条件性の原則を徹底して守らなければならない)にある朝鮮労働党の方針・指示に対する執行怠慢などに当たる可能性を指摘した。
 金第1書記がロシアで開かれた対ドイツ戦勝70周年記念式典に欠席したことと玄氏の銃殺情報との関連については、国家情報院の関係者は「関連がある可能性も念頭に置いている」としながら、それ以外の複数の要因が複雑に作用しているとみるべきだと指摘した。
 また玄氏が処刑された状況については、平壌の「姜建軍官学校」射撃場で、「数百人におよぶ軍将官クラスの幹部らの前で銃殺されたようだ」との情報を伝えた。
 さらに、玄氏の粛清はこれまでの張成沢元国防副委員長らの処刑のときとは違い、党政治局の決定や裁判手続きの有無について発表がないため、逮捕から2~3日で電撃的に行われたようだと説明した。その上で「それほど金第1書記のワンマンぶりが強まっていることを示している」と指摘。北朝鮮幹部が金第1書記に反発する可能性を示唆した(聯合ニュース2015・5・13)。
 この問題について北朝鮮の祖国平和統一委員会の韓国向け宣伝サイト「わが民族同士」は17日、韓国が「粛清政治」「恐怖政治」を云々し最高尊厳を傷つけているとし、これを中断しないなら武力で対応するとした編集局声明を発表したが、粛清については否定も肯定もしなかった。
 しかし、玄永哲が5月以降金正恩視察に随行していないことや、現在各地で玄永哲の罪状を暴く学習会を行っているところからみて、処刑方法はさておき、玄永哲粛清は間違いないといえる。今のところ北朝鮮は、メデイア映像から玄永哲映像を消し去っていないが、一つのかく乱戦術である可能性が高い。

1、玄永哲粛清は金正恩の指導力欠如を糊塗するもの

 玄永哲人民武力部長の粛清は、金正恩の権威不足、指導力不足、業績不足を糊塗するものと言える。労働新聞や、朝鮮中央通信、朝鮮中央テレビの金正恩報道や平壌建設報道とは裏腹に、ここ3年半進めてきた金正恩の施策は、どれも成功せずさまざまな矛盾を噴出させている。幹部から不満が出るのも当然だ。
 自分で権力を築いたのではなく、祖父と父親の権力を受け継いだだけの3代目は、父親の急死で準備のないまま「首領独裁制」という強大な権力を手にした。しかしその使い道は今もって分からず、強い自己顕示欲と誇大妄想を制御できないまま、権力維持のための「恐怖政治」へと突き進んでいる。
 義理の叔父張成沢を残忍な方法で処刑した時から、金正恩は「微笑みで包む指導者」の仮面を投げ捨てた。昨年8月には、「張成沢の影響を3年で根絶しろ」との命令を下し、張成沢人脈は子供に至るまで処刑するように厳命したという。その理由は「子供が大きくなると私に反対する勢力になるから」というものだった。そして新たな「親衛部隊」まで組織した。
 *咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、「親衛隊」は「保衛護衛司令部」の傘下となっているが、内実は「金正恩氏直属部隊」であり、昨年末から組織化が始まり今年2月に完了した。
 金正恩は残忍さを隠すために映像で「笑顔」をふりまき、「愛育園」や「養老院」などといった福祉施設の建設で人民の目をごまかそうとしている。しかし今北朝鮮住民はそれを見抜き、彼に対して「ニコニコしながら人を殺す恐ろしい男」「飯を食べるがごとく処刑する人」とささやいているという。
 われわれが得た内部情報でもこのところの金正恩人気は急落している。金正恩に対する北朝鮮住民の期待は1年を過ぎた頃からしぼみはじめ、張成沢処刑以降急落した。一向に進まない偶像化に苛立ちを見せる金正恩は最近、その責任を宣伝扇動部書記の金己男になすりつけ彼の序列を下げた。
 今回の玄永哲粛清は、張成沢粛清時と同じく、未熟な金正恩が「首領」の絶対権力を乱用した結果生じたものである。

 

2、金正恩偶像化進まず「恐怖政治」で権力維持

 張成沢粛清以後、内部結束のために恐怖政治を強化した金正恩政権は、今年の「新年の辞」で、党の思想教育と戦闘力強化を強調し、朝鮮労働党70周年を迎える今年中に金正恩絶対化を完成させることを目指した。
 2月10日には朝鮮労働党中央委員会政治局会議を、2月18日には党中央委員会政治局拡大会議を開催し、金正日総書記の遺訓貫徹を名分にした金正恩絶対化に号令をかけた。そして2月22日には中央軍事委員会拡大会議を開き、軍に対する金正恩の統帥権強化も指示した。極度に中央集権化された北朝鮮の「権力システム」は、最高指導者が「神格化」「絶対化」されてこそ円滑に稼働するからである。
 しかし、金正恩第1書記は絶対化のための前提である「偶像化」さえ満足にできていない。執権3年半が過ぎた今も、金正恩がいつどこで生まれ育ち、どの学校を卒業し、母親が誰で、金日成と会ったのか会わなかったのかさえ公開されていない。これでは絶対権力行使に無理が生じるのは当然である。
 現在の北朝鮮首領独裁体制最大の弱点は、金正恩を3代目指導者として擁立したもの、偶像化が思うように進まず絶対化できていない所にある。

1)明らかにできない金正恩の経歴

 北朝鮮ではいま小学校教育で金正恩の幼年期偶像化教育を始めている。しかし、肝心の教材が曖昧過ぎて、現場の教師たちが困っているとラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
 平安北道(ピョンアンブクト)の消息筋によると、教師たちに配布された「教授参考書」(学習指導要領)は1章から4章に分かれており、これに基づいて小学校は20コマ、中高は25コマの授業を行うことになっているのだが、「年代順になっていない」ため、どの順序で教えてよいか分からず困っているという。また「内容も抽象的で、古代神話のようだ」と話しているらしい。
 慈江道(チャガンド)の情報筋は、教科書で金正恩氏の生年月日や生い立ち、家庭環境などが全く触れられていないことによって、逆に「正恩の出自」について疑問をもつ結果がもたらされていると語る。「生徒は『元帥様(金正恩氏)は、いつお生まれになってどのような道をお歩きになったのですか』と質問するが、教師たちはどう答えていいのかわからず困り果てている」(慈江道の教育関係者)とのことだ。

2)証明できない偉大性

 教授指針書は、金正恩の偉大性についても荒唐無けいな内容を記述している。そうした記述の中でいくつかを取り上げると、「3歳の時から自動車を運転した」「5歳の時に戦車を操縦した」「9歳の時に超高速船をつくる外国会社の専門家と海で試合をして2度も勝った」などである。
 この「幼少時代に超高速船をつくる外国会社の専門家と海で試合をして勝った」との内容は、信ぴょう性を持たせようとしたためか、異例にもボートの製造会社名(マウンテン社)まで記載し、裏が取れる材料を提供した。
 そこで韓国「月刊朝鮮」のキム・ドンヨン記者は、高速ボートの製造会社に問い合わせたという。
 ボート製造業社マウンテン社の関係者、ネッキ・ウィリアムス(Nick Williams)との一問一答は次のとおりだ。
 Q 高速ボート製造業社の中でマウンテンという名前の会社がほかにあるのか。
 A 高速ボート業界にマウンテンという名前を使う会社は私たちだけだ。
 Q 20年前にもボートを製作したか。
 A 当社は 2006年からボートを製作している。
   私たちはニュージーランドのボート会社とともに製作をして来たから、私たちの根はニュージーランドにあるといえる。ニュージーランドでは 20年前にもボートを製作した。ニュージーランドにいるトニー・ワード(Tony Ward)という担当者に確認した内容を今明らかにしているのだ。
 Q 当時製作したボートの性能で時速 200キロメートル(時速 125マイル)を出すことができるのか。
 A 当時としてはとんでもない数値だ。
   最近発売されている最新型ボートはタービン(turbine)の力で可能だ。しかし 20年前には不可能だ。
 Q 約 20年前に北朝鮮を含むアジア地域にボートを販売したことがあるのか。あったとしたら北朝鮮に流通した可能性はあるのか。
 A 現在まで私たちが販売したボートの記録は全部持っている。私たちが販売した地域の中でアジアはない。北朝鮮までの距離を見た時、20年前に他地域に販売されたボートが北朝鮮に流入した可能性はない。ニュージーランドの関係者、トニー・ワードによれば、約10年前に販売したボートの中で 1台は韓国に販売したことがある。その一回だけだ。そのモデルが北朝鮮に流入しれたかどうかは分からない。そのモデルは最高時速がわずか 65キロメートルだ。
 Q 加えたい言葉はないか。
 A こんな話にもならない作り話で「狂人」を引き立てようとする北朝鮮にはあきれる(月刊朝鮮より)。

3)金日成を真似るも一度も会っていない金正恩

 聯合ニュースは、今年の金日成主席誕生日直前に次のような記事を掲載した。
 「北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は4月15日に故金日成主席の誕生103年を迎えるのに合わせ13日の紙面に金主席の写真を大きく掲載したが、孫に当たる金正恩第1書記と共に写っている写真はなかった。
 北朝鮮メディアは金主席や故金正日総書記の誕生日、労働党や朝鮮人民軍の創建記念日には通常、金主席と金総書記、または金総書記と金第1書記が共に写っている写真を紙面の複数のページに掲載する。
 金第1書記は、外見から市民とのスキンシップを強調する統治スタイルまで、祖父の金主席を真似ているが、2人が一緒にいる瞬間を捉えた記録は公開されていない。
 北朝鮮が、2人が共に写っている写真を公開しないのはもともとそういった写真がないからだとする指摘が出ている。
 金第1書記は政権に就いてから常に金主席を意識した外見や政策を取ってきており、金主席と撮影した写真が1枚でもあればすでに公開されているはずだ」(聯合ニュース2015/04/13 15:04 )。
 この事実について、筆者は内部情報に基づきすでに2年前から指摘している。昨年には韓国国家戦略研究所の玄成日氏も指摘した。金正恩第1書記は金日成主席が死去するまで母親の高ヨンヒとともに元山の金正日特閣(別荘)で生活していた。従って高ヨンヒと金正恩は金日成には一度も会っていないのだ。
 金第1書記はいま、この「不都合な事実」を「絵画」で埋めようとしている。北朝鮮内部情報を伝えるラジオ・フリー・アジア放送(5月15日)によると、朝鮮労働党70周年記念の絵画で「金日成が金正日を抱いて馬で白頭山を登る絵」や「幼い金正恩に金日成が敬礼している姿を金正日が笑いながら見ている絵」を準備中だという。

4)母親高ヨンヒについても公開できず

 革命烈士墓の奥まった所に安置されている高ヨンヒの墓も一部の幹部以外には公開されていない。公開するために作られた「映像」もすぐに回収された。金正日の母金正淑が、金正日の後継者決定直後から大々的に偶像化されたのとは大違いである。
 高ヨンヒが在日の出自で、父親が戦前日本軍関係の工場で働き、解放後(1945年後)は密航船商売で日本を行き来していたことが知れ渡れば、後継者の象徴である「白頭の血統」は大きく傷付き、金正恩の権威は地に落ち、その統治は大きく揺さぶられる。
 最高権力者となって3年半も過ぎた金正恩が、母親の偶像化もできていない状況は、北朝鮮の「首領絶対体制」からみて異常としか言えない。北朝鮮の国民も不思議に思っているに違いない。もちろん高ヨンヒについては、日本からの帰国者や一部幹部がすでに承知しているのだが・・・。このことも金正恩の統治力を弱める大きな要因となっている。

3、政権基盤が安定しない金正恩政権

 いまのところ金正恩政権が体制崩壊に向かう可能性は低い。しかし、いつまでも金正恩の偶像化が進まず、指導力を疑問視され続ければ、権力の執行部隊である組織指導部がいくら頑張っても支え切れるものではない。今後再び北朝鮮が1990年代の食糧危機のような難局に見舞われた場合、今の金正恩政権では乗り切ることはできないだろう。
 おりしも現在北朝鮮では大干ばつが襲い、極端な水不足と電力不足は深刻な状況となっている。また外貨不足も一段と悪化しており、ほとんどの経済プロジェクトは滞っている。大々的に宣伝していた19の経済特区も開店休業状態にある。
 こうした状況に癇癪を起したのか、5月19日大同江の「スッポン養殖工場」を視察した金第1書記は怒りを爆発させた。
 朝鮮中央通信によると、同工場が生産を正常化できなかったという報告を受け、金第1書記が直々に訪れ、生産と管理実態を確認したのだが、その劣悪な状況に驚き、「この工場のように仕事をしていてはだめだ」と「厳しく指摘」した。視察先で叱責交じりの発言をしたことは何度もあったが、視察の際中、厳しい言葉で責め立てるのは異例だ。
 現場で怒りを爆発させるのも異例だが、最高指導者が直接「検閲まがい」のことをするのも異例だ。金日成、金正日時代であれば、まず「検閲団」を派遣し詳細な報告を受けた後、そこに出かけて対策を指示するのが通例であった。今回の視察は金正恩の未熟さを端的に表している。
 この視察には黄炳誓軍総政治局長や呉秀容党書記のほか李載佾、趙甬元の各党副部長が同行したが、やはり玄永哲の姿はなかった。

1)人事の安定しない金正恩体制

 韓国国家情報院の国会報告によると、玄永哲人民武力部長は4月末ごろ電撃的に粛清され、数百人が見守る中高射銃で公開処刑されたという。これが事実だとしたら2013年12月の張成沢処刑時の残酷さを彷彿とさせるものだ。国家情報院はまたこの3年半で70人もの高位幹部が粛清・処刑されたことも明らかにした。
 人民武力部だけを見ても、金正恩が最高指導者となって以降、人民武力部長の平均在任期間は8カ月にすぎない。金正日総書記が死去した直後の2011年12月30日に最高司令官となった金正恩は、先月30日の玄永哲処刑まで含めると40カ月間に5人の人民武力部長を代えた。これについて韓国国防部当局者は「生涯軍服務をした人でも軍業務を把握するのに6カ月ほどかかる」とし「平均8カ月で交代したというのは、仕事ができ始める頃に代わるということだ」と指摘した。
 金正恩が軍部の主要人物を何度も交代させる理由は正確に把握されていない。韓国の軍当局と専門家は、軍部を手懐け、忠誠競争を誘導するためではないかと見ている。チン・ヒグァン仁済大教授(統一学)は「金正日が96年に『信じるものは軍隊しかない』と述べるほど、北では軍が権力を支えている」とし「頻繁な交代を通じて恐怖を誘導し、一般人に絶対忠誠のメッセージを伝えようとしている」と分析した(中央日報日本語版2015年05月14日)。

 

2)高まる金正恩への不満

 北朝鮮国内で、金正恩や政府を批判する落書きやビラが相次いで見つかっていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。
 それによると4月の初めには、金日成総合大学の近くで「金正恩政権は残忍な処刑を行っている」「金正恩は父の金正日より百倍ひどい人殺し」などの落書きが見つかったという。さらに、今年2月には、黄海北道(ファンヘブクト)の沙里院市のある区域党委員会の建物の壁に「米軍歓迎。お前ら(金正恩氏)は出て行け」という落書きも発見された。
 この報道が事実かどうかは確認が取れていない。しかし筆者が把握している北朝鮮情報によっても、金正恩に対する住民の不満は確実に増加している。一部住民は「金正恩は何か新しいことをやってくれかもと期待したが、この3年間で裏切られた」と吐露している。

3)北朝鮮脱北元高官、「北朝鮮は3年以内に崩壊」

 北朝鮮の玄永哲人民武力部長が粛清されたのを受け、米CNN放送は5月12日(現地時間)、北朝鮮の高官だった脱北者パク氏(仮名)にインタビューしたが、これに答えてパク氏は「金正恩政権は3年内に自滅(implode)するだろう」と主張した。
 パク氏が根拠とするのは政治犯に対する処理方式だ。パク氏は「(父の)金正日が政治犯を監禁したとすれば、金正恩は処刑してしまう」と伝えた。パク氏によると、金正恩の統治初期の3カ月間、金正恩の最側近補佐官7人をはじめ、子どもを含む家族全員が処刑された。金正恩の統治3年間をみると、数百人のエリートが命を失ったという。
 パク氏は「金正恩の残忍性が、そうでなくても脆弱な彼の支持基盤をさらに弱めている」とし「残忍さが結局、金正恩の執権に終止符を打つことになるだろう」と述べた。パク氏は「金正恩は北をどう統治するのか、誰と一緒に仕事をするべきか分かっていない」と述べた。北朝鮮の幹部さえも金正恩政権の方向性が分からない状況という説明だ。
 北朝鮮の経済モデルに対しても疑問を呈した。「金正恩は執権草創期には中国をモデルに市場開放経済政策を歩むようだったが、政権の維持に脅威になると判断すると、開放経済政策を撤回した」とパク氏は話した。パク氏は、北朝鮮の住民はかろうじて生計を立てていて、闇取引市場だけが活発で、公共経済は何とか維持されている程度だ、と伝えた(中央日報日本語版 5月13日)。
 この脱北高官の予測が的中するかどうかは分からない。しかし、金正恩に「残忍な指導者」のレッテルが貼られ、外交的孤立が解消できず、2012年の執権時に約束した「豊かな生活」が、一部特権・富裕層だけのものとなり、貧富の差の拡大が続けば、この脱北者が予測した方向に事態は進むだろう。朝鮮労働党70周年を迎える今年は、金正恩政権にとって「公約」が果たされるかどうかの正念場の年となる。

以上

 
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