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2006.4.8

危機感強める朝鮮総連

朝鮮総連は3月29、30の両日、3月23日に警視庁公安部が大阪府警機動隊を動員して大阪府商工会を強制捜索したことと関連し、これを糾弾する緊急集会を東京と大阪でそれぞれ行った。 しかし会場に駆け付けた人たちに一般同胞の姿は見られず、大部分が専従活動家や傘下団体、事業体の職員、そして朝鮮大学生などであった。
 大阪集会は3月29日、東成区民ホールで開かれたが、会場を埋めるのがやっとの状態で、全盛期朝鮮総連の面影はどこにも見られなかった。
 東京集会は、千代田区神田神保町の日本教育会館で3月30日に行われたがここにも一般同胞の姿はまばらで、朝鮮大学生などが頭数を埋めていた。
 日本人で連帯のあいさつに立ったのは△清水澄子朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会代表、△床井茂弁護士(朝鮮総連関係訴訟担当の弁護士)△浅野健一同志社大学教授(北朝鮮批判メディアを批判する評論家)△野田峯雄(大韓航空爆破事件を追跡する評論家)△吉田康彦大阪経済法科大学教授△加来洋八郎南大阪平和人権連帯会議議長△長崎由美子(市民活動家)など一部の北朝鮮シンパと言われる人たちだけで、すべての政党とほとんどの社会団体は出席せず、朝鮮総連が日本社会でいかに孤立していっているかを浮き彫りにした。

 
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