在日本大韓民国民団(民団)の河丙ト(ハ・ビョン・オク)団長は6日、在日本朝鮮人総連合会(総連)との間で合意した「5・17共同声明」を白紙撤回するとの談話を発表し、同日総連あてに文書を発送した。北朝鮮が7月5日にミサイル発射を強行したことを理由にあげた。歴史的と大騒ぎして報道された共同声明は、1カ月半余りで破棄されることになった。
このことと関連して河団長の引責辞任を求める声が高まっており、臨時大会を要求する署名運動も始まっている
これに対して朝鮮総連は、李ギソク副議長が7月10日に談話を発表し、「民団は『白紙撤回』を即時撤回せよ」と主張し、在日同胞による背信であり挑戦だと強く批判した。
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