【愛知】北韓に核兵器全面廃棄を要求する署名運動を推進中の「北朝鮮の核兵器廃棄を求め在日コリアンの人権を守る会」は24日、名古屋市内のゼミナールプラザで「北朝鮮の核兵器は在日にとって何を意味するか」を主題にセミナーを開いた。
市内の同胞や市民ら70人余りが参加した。民団愛知県本部の成功副団長は、あいさつで民団も在日の立場から北韓核問題を重視し、核の即刻放棄を促していると強調した。ビデオ「ドキュメント北朝鮮」上映後、「朝鮮戦争と核開発」について高永普Eコリア国際研究所首席研究員が講演。
続いて「守る会」共同代表の宋貞智氏(民族差別と闘う大阪連絡協議会)と金一男氏(時調〈三行詩〉の会)が「北朝鮮の問題を通して在日コリアンの未来と人権を考える」と題して講演、在日が自らの問題として北韓に対する核兵器廃絶要求の声を大きくしていく必要性を力説した。
共同代表の河炳俊氏(近江渡来人倶楽部)は、今後広島、福岡などでもセミナーを計画していることを明らかにした。同会は、これまで大阪(昨年11月)、東京(今年2月)でセミナーを開き「1万人署名」への協力を呼びかけている。
(2007.6.27 民団新聞)
注
6月末現在、署名は1500人を越えています。ホームページからの署名も可能なので、一人でも多くの同胞が署名してくださることを願っています。
北核破棄人権守る会HPアドレス
http://kakuhaiki.main.jp/ |